髪や頭皮を傷めず自宅で簡単に白髪ケアができるヘナカラー。
ヘナカラーは白髪が気になる方や、髪や頭皮に負担をかけずに染めたい方におすすめです。
筆者はヘナ歴10年くらいになりますが、美容室でヘアカラーをしていた10年前と比べて、白髪は多少増えたものの、髪はとっても綺麗になりました。生え際に白髪が見えるとかなりテンションが下がりますよね。そんな時に気になる部分だけササっと染めることができて、トリートメント効果もあるのでとてもお世話になっています。
白髪ケアをしながら美髪を目指しましょう。
ヘアカラーをすると髪が傷む理由
ヘアカラーをすると髪の毛が傷む原因は、カラー剤を髪の毛の内部に浸透させるためにキューティクルを剥がすためです。
キューティクルが剝がれると、髪の毛の内部にあった水分や栄養が外に流れ出てしまい、髪の毛のツヤなどが失われ、髪の毛が傷みやすくなります。
髪の毛が傷むと、髪の毛本来のコシやハリを失い、髪の毛がもろく細くなって切れ毛に発展することがあります。
髪の毛全体がそのような状態になることで必然的に髪の毛のボリュームが減少するため、薄毛になったように見えてしまうことがあります。
またヘアカラーの薬剤は刺激が強いものもあるため、頭皮トラブルにも注意が必要です。
ヘナとは
ヘナ はハーブの一種で、タンパク質に反応して染まります。
ヘナカラーは白髪を自然素材のみで染めることができ、頭皮と髪へのトリートメント効果があります。
続けるほど髪にツヤとハリ、太さが出てきます。
白髪、パサつき、うねりといったエイジングケアに最適なのです。
ただし、人によってはかゆみやかぶれ等のアレルギー反応が出る恐れもあります。
初めて使用する際はパッチテストを行いましょう。
ヘナの色選びについて
ヘナ100%は、白髪が赤茶色に染まります。
ヘナは白髪しか染まらないので、白髪が少ない場合はヘナ100%や明るめの色がおすすめです。
逆に白髪が多い場合は赤みが強くなってしまうため、インディゴが混ざった暗めのブラウンがおすすめです。
筆者はヘナ100%のものを使ったり、インディゴの混ざったものを使ったりと気分によって使い分けています。
ヘナのメリット
白髪は1週間くらいで根元が白くなり目立って気になるので、気になった部分のみトリートメント感覚でこまめに染められるところが気に入っています。
- トリートメント効果があり、髪のコシやハリがでる。
- 毛穴の余分な皮脂を取り除いてくれるため、頭皮ケアができる。
- くせ毛やうねりがまとまりやすくなる。
- 気になった時に自宅で簡単に白髪を染められる。
- 美容室でヘアカラーをするよりコスパが良い。
ヘナのデメリット
匂いに関しては、白髪が気になったポイントのみ少量ヘナを使用するときはあまり気になりませんが、全体を染める時は次の日までは特に気になるので、お休みの前日の使用がおすすめです。
- 髪色を明るくすることはできない。
- パーマがかかりにくい。
- 草のような匂いが翌日くらいまで残る。
- ヘナカラー後に髪がきしむことがある。
- タオルや手、浴室が汚れる。
- 1時間~2時間くらい放置時間が必要。
- 冬は頭が冷えて寒い。
用意するもの
- ヘナ
- お湯
- ヘナを入れる容器
- 混ぜるもの(泡立て器のようなものがあるときれいに混ざります。)
- スプーン(ヘアカラーブラシがあると便利。特に後ろを塗る場合は塗りやすいです。)
- ビニール手袋、ゴム手袋
- 汚れてもよい服やケープ(黒がおすすめ)
- タオル
- キッチンペーパー等
- ターバン、ヘアキャップ
- ラップ
- ドライヤー
ヘナの分量の目安
髪の長さ | ヘナの分量(目安) |
ショート | 30~50g |
セミロング | 50g~70g |
ロング | 100g~ |
ヘナは白髪にしか色が入らないので、気になる部分のみ染める場合は少量で大丈夫です。
筆者の白髪がちらほら気になるボブの場合、100g入りの袋で4回分くらいです。
ヘナカラーの手順
- ぬるめのお湯(温かい方が良く染まります。)でマヨネーズ状くらいの硬さに溶かして、だまがなくなるようによく混ぜる。(泡立て器のようなものがあるときれいに混ざります。)
- 髪を濡らす。(濡らした方が色の入りが良いため。)
- 頭のてっぺんから塗り始め、少しずつ塗りながらお団子のように巻き付けていく。(白髪部分のみでもOK)
- キッチンペーパー等を顔の周りやもみあげにはりつける。(液がたれてくるため。)
- ラップ等を巻き、さらにターバンやタオルを頭に巻いて、1~2時間ほどゆっくりする。(ラップ等を巻かないと乾燥してしまい洗い流しにくくなります。)
- 寒いときはドライヤーで温めると色が入りやすい。
- シャンプーでよく洗い流す。(特に気にならない方は、染めた後はお湯で洗い流すだけの方が色の入りは良いそうです。)
- ヘナを塗った直後は乾燥したりからまったりしやすいので、トリートメント等をするとよい。
- ドライヤーで良く乾かす。(濡れていると衣服に色が移る場合があります。)
筆者は分け目と顔回りの白髪が気になるため、まず頭のてっぺんから塗り始め、そこにまとめるように塗り進めていきます。
白髪の気になる部分にはたっぷりと塗りましょう。地肌にもたっぷりと。
10分程度で塗り終わります。
ヘナが余ったら全部塗ってマッサージしてもOK。
塗り終わったらこのように顔回りにキッチンペーパー等を貼り付け、ラップを巻きます。
最後にターバンやタオル、ヘアキャップ等を巻くと保温になるのと、ヘナが垂れてこないのでおすすめです。
ヘナ の染め時間(放置時間)
ヘナの染め時間(放置時間)は1~2時間程度がおすすめです。ただ、ヘナ100%以外のヘナ+木藍等の場合は1時間以上置くと仕上がりが赤っぽくなります。赤っぽくなるのが嫌な方は注意してください。
ヘナは一度に長時間染めるよりも、2時間くらいまでの染め時間で、回数を重ねていたたほうが結果、濃く染まります。
おすすめのヘナ4選
Naiadヘナシリーズがしっかり染まって購入しやすくコスパもよいため特におすすめ!
第1位 Naiadヘナ 100%
原料:100%ヘナ
白髪がヘナ本来の赤茶に染まります。
白髪の量が少ない方におすすめです。
コスパも良く、色もしっかり入りました。
第2位 Naiadヘナ ヘナ+木藍 茶
原料:ヘナに木藍と7種のハーブを配合
白髪が自然な茶色に染まります。
白髪が多めの方でも赤くなりすぎた!など色の失敗がないので、最初に試してみるのにおすすめです。
第3位 ラジャスタンヘナ ミディアムブラウン
原料:ヘナと木藍のみ配合
ローソニアの含有量が2.2%以上のヘナを採用。ローソニアの濃度が高いほどしっかりオレンジに染まります。
白髪が自然な茶色に染まります。
第4位 ヘナ物語 ブラウン
原料:ヘナに木藍とハーブを配合
白髪が自然な茶色に染まります。
ヘナカラーで髪や頭皮をケアしながら髪を染めよう
今回はヘナ歴10年以上の筆者が実際に使用してみて、コスパと仕上がりの両方に満足した商品をご紹介しました。
ヘナ は白髪がちらほら目立ち始めた方に特におすすめの白髪ケアです。
体に優しく、髪を傷めずに白髪ケアができるヘナカラーで美髪を目指しましょう。
白髪や髪の痛みが気になっている方の参考になればうれしいです。
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