毛穴の角栓ケアには「重曹パック」がおすすめ

クレンジングや洗顔ではなかなか取れない頑固な角栓。

むかし鼻に貼って角栓を剥がすタイプのパックを一生懸命したり、ギューギュー角栓を絞り出したりして深刻なダメージを与えてしまった筆者。肌に刺激を与えて毛穴の凹凸が痕になってしまいかなり後悔しています。

なるべく肌を刺激せずに角栓をお掃除するには「重曹パック」がおすすめです。手軽に手に入る重曹を使った「重曹パック」は、コスパが高く、その効果も絶大です。

「重曹パック」の効果や使い方、そして注意点について詳しくご紹介します。

重曹パックの効果

1. 毛穴の汚れを除去
   重曹は弱アルカリ性で、皮脂や古い角質・角栓（主にタンパク質）を分解する作用があります。毛穴の奥に詰まった汚れを浮かせて取り除くことで、黒ずみや角栓の改善が期待できます。
2. 肌のトーンアップ
   重曹の微細な粒子が肌表面の古い角質を優しく取り除きます。これにより肌のターンオーバーが促進され、肌のトーンアップにつながります。

重曹パックの方法

材料:

• 重曹：小さじ1
• 水：小さじ1/2（肌に付きやすいように少し湿らせる程度でOK）

手順:

1. 小さじ1の重曹に対し、小さじ1/2の水を加え混ぜます。
2. クレンジングや洗顔後、角栓が気になる部分にパックを塗布します。擦らないように注意！目元は避けてください。
3. 1〜3分ほど置いた後、ぬるま湯で優しく洗い流します。
4. 最後に化粧水や乳液でしっかりと保湿を行います。

重曹パックをする時の注意点

1. やりすぎに注意
   重曹は肌に刺激があり、角質を取りすぎる可能性があるため、週に1回程度の使用をおすすめします。頻繁に使用すると、肌が乾燥したり刺激を受けやすくなったりすることがあります。乾燥すると角栓も出来やすくなるので注意。
2. 敏感肌の方は要注意
   敏感肌の方や肌にトラブルがある場合は、刺激になるので重曹パックの使用は避けましょう。
3. 使用後の保湿が大切
   重曹パックを使用した後は乾燥するため、必ずしっかりと保湿を行いましょう。保湿が不十分だと、肌のバリア機能が低下し、乾燥や刺激を受けやすくなります。

重曹パックのビフォーアフター画像

だいぶ角栓がきれいになっているのが分かります。（元々毛穴が目立つ肌質なのでそこはご了承ください。）実際肌を触った感触もツルツルになります。

重曹を洗い流すと毛穴の角栓が緩んでドロドロとした油汚れが浮き上がるような感じに。ぬるま湯で落ちないときは洗顔料で優しく洗顔すると汚れが取れると思います。一度で取れなくても無理に擦ったりしないようにしてください。コットンに化粧水を含ませて優しくトントンしても良いですよ。

まとめ

「重曹パック」は、手軽に自宅でできて角栓除去の効果も絶大です。

なるべく肌や皮脂腺にダメージを与えないように「重曹パック」で角栓をお掃除しましょう。

角栓が溜まってザラザラするなというタイミングでたまに「重曹パック」を行うと、角栓がしっかり取れて肌荒れする可能性も少ないのでおすすめです。

角栓が気になる方は是非「重曹パック」でのケア試してみてくださいね。

足の裏や背中など、角質が溜まりがちな部分にもオススメ。

毛穴の角栓に悩んでいる方の参考になれば幸いです。